富士山の7合目、標高およそ2700メートルにある山小屋では、山開きに向けて6月21日以降、登山者が買い求める菓子などの軽食をそろえるなどしてきました。
7月1日午前中の7合目では強風などの影響で山頂へ向かう登山者の姿はあまり見られず、山小屋ではスタッフが登山者を待ちながら、土産物のつえに焼き印を押すなどの作業を進めていました。
山小屋のオーナーの中村修さんは「毎年山開きには、この日を待ち望んでいた登山者が来ますが、きょうのような天気の場合も多いです。山小屋としては、登山者が頑張って登山できるよう、受け入れ体制を整えていきたい」と話していました。