2日午後2時半ごろ、市原市の出光興産の千葉事業所の職員から「危険物が燃えている。油が漏れていて黒煙が出ている」と消防に通報がありました。
消防や会社などによりますと、事業所にある製油所のうち、潤滑油を製造しているプラントから出火し、消防や事業所の消防車で消火活動を行いおよそ2時間後に火はほぼ消し止められました。
この火災で、プラントで作業をしていた20代の男性1人が足にやけどをするなど軽いけがをして病院で手当てを受けています。
警察や消防によりますと、石油製品を精製する作業中に火が出たとみられるということで出火原因を詳しく調べています。
現場は工場などが建ち並ぶ臨海部で、この事業所は燃料油の精製のほか石油化学製品や潤滑油などを製造しています。