防衛省によりますと18日午後8時ごろ、空母「山東」など中国海軍の艦艇合わせて6隻が沖縄県の宮古島の南、およそ580キロの太平洋を航行しているのを海上自衛隊が確認しました。
その後、南シナ海に向けて航行したということです。
防衛省によりますと、「山東」は今月9日から18日にかけて太平洋を航行し、この間、戦闘機やヘリコプターの発着が合わせておよそ420回確認されたということです。
2019年に就役した「山東」が太平洋で確認されたのは今回で4回目で、防衛省は中国が遠方の海域で空母などの運用能力を高めようとしているとみて、警戒と監視を続けています。