24日の昼ごろ、埼玉県内を発達した雨雲が通過し、突風とみられる被害が相次ぎました。
鶴ヶ島市を走行中の車のドライブレコーダーで撮影された映像には、街路樹が倒れる瞬間が捉えられていました。
車は方向を変え、雨はその後、急激に強くなったことがうかがえます。
倒木や看板が落下する被害は、毛呂山町やさいたま市、日高市、川口市などで相次いだほか、富士見市ではアパートの屋根が飛ばされました。
また、志木市のゴルフ練習場では、コンクリート製の柱が相次いで折れる被害も確認されました。
NHKの取材で被害が確認された範囲は、越谷市から毛呂山町にかけて東西およそ50キロに及んでいます。
気象台は、突風による被害とみて24日に続き、25日も現地調査を行うことにしています。