今月18日、福岡市早良区で軽乗用車と路線バスが正面衝突し、軽乗用車に乗っていた7歳と5歳の姉妹が死亡した事故で、姉妹はシートベルトを着用していましたが、チャイルドシートやジュニアシートは使っておらず、事故の際シートベルトで腹部を強く圧迫されて死亡したとみられています。
法律でチャイルドシートなどの使用が義務づけられているのは6歳未満の子どもですが、全国で同様の事故が相次ぐ中、JAFはこれまで1メートル40センチ未満の子どもに使用を呼びかけていたチャイルドシートなどについて、来月中旬をめどに1メートル50センチ未満に拡大することを決めました。
国内では団体によって使用を推奨する基準が異なっていますが、JAFは交通関連の複数の団体や企業にも呼びかけていて、同様の見直しの動きが広がっているということです。