行方がわからなくなっていた犬は、体長がおよそ80センチの闘犬に使われることもある「アメリカン・ピット・ブル・テリア」という種類で、大型犬の中でもかむ力が強いということです。
小美玉市によりますと、今月8日の夜、飼い主が犬を「おり」から出して散歩に連れて行こうとしたところ、逃げ出したということです。
市や警察は、周辺の住民に見かけても近づかないよう注意を呼びかけていましたが、17日午前5時ごろ、飼い主が自宅の庭を見たところ犬が戻っていたのが確認できたということです。
この間、犬を見かけて近づいた男性が、左手に犬の歯が当たってかすり傷を負いましたが、ほかにけが人はいなかったということです。
飼い主は、法律に基づく犬の登録の届け出を市にしていなかったということで、市と県はこの飼い主を指導しました。