2016年1月15日、長野県軽井沢町でスキーツアーのバスがカーブを曲がりきれずに道路脇に転落し、大学生など15人が死亡、26人がけがをしました。
事故から8年となる15日、発生時刻の午前2時前には、いずれも当時大学生の子どもがけがをした母親3人が現場の慰霊碑を訪れました。
このうち、広島県の60代の女性は「子どもとは事故のあと病院で再会しましたが『なんで自分は生きているんだろう』と罪悪感にも似た気持ちに苦しんだようで、どうサポートしていくか私たちも必死でした。バス業界の方々には安全第一の運行をお願いし、私たちもそれをウォッチしていかないといけないと思います」と話していました。
また午前5時前には、バスを運行していた東京の会社「イーエスピー」の高橋美作社長らが慰霊碑に花を手向け手を合わせました。