起訴されたのは、2018年2月から2019年11月まで大阪地検のトップの検事正を務めた、弁護士の北川健太郎被告(64)です。
検察によりますと、北川元検事正は、2018年9月、当時住んでいた大阪市内の公務員の宿舎で、酒に酔って抵抗できない状態の部下の女性に性的暴行をした罪に問われています。
検察は、認否について明らかにしていません。
検察によりますと、事件の前、被害者を含む複数人で飲食店で酒を飲み、関係者によりますと、その後、宿舎で2人で飲酒していたということです。
ことしに入って、被害者から検察に申告があり、捜査していました。
先月、大阪高等検察庁が元検事正を逮捕した際、容疑の詳しい内容について「被害者のプライバシーを考慮した」として明らかにしていませんでした。