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池袋暴走事故 遺族が刑務所職員を介して加害者に思い伝える

時間: 22/03/2024ソース: 匿名現在の場所 >>文章

2019年4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、車を運転していた飯塚幸三受刑者(92)が過失運転致死傷の罪で禁錮5年の実刑が確定しました。

この事故で妻と娘を亡くした松永拓也さんは、被害者や遺族の心情を加害者に伝えることができる新たな制度を使って受刑者に思いを伝えたいと、22日、収容されている刑務所を初めて訪れました。

去年12月に始まったこの制度では、刑務官など収容施設の職員が被害者や遺族から心情を聴き取り、加害者本人に伝えます。

松永さんによりますと、担当の職員とおよそ2時間やりとりし「刑事裁判で無罪を主張され、すごく苦しくつらかったが、真菜と莉子の命を無駄にしたくない、あなたの経験や苦悩も無駄にしたくないので、人と人として向き合い、ちゃんと話がしたい」などと思いを伝えたということです。

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