アメリカの巡航ミサイル「トマホーク」は、防衛力の抜本的強化策の一環として、最大400発を取得することを決めたもので、去年10月、日米の防衛相会談で、半数の200発を、当初の予定から1年前倒しして2025年度から取得し、配備することで一致していました。
これについて18日、防衛省で木原防衛大臣とアメリカのエマニュエル駐日大使の立ち会いのもと、正式に契約を結びました。
木原大臣が「去年の10月から3か月で事業を本格的に始めることができるのは、両国の実務者による多大な努力による結果だ」と述べたのに対し、エマニュエル大使は「日本とアメリカがこの地域で期待する抑止力となるものだ」と述べました。
防衛省によりますと、費用はミサイルの購入に、およそ1694億円、イージス艦に搭載するための整備に、およそ847億円がかかるとしていて、2027年度までに配備を終えるとしています。